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スポンジロール

A

スポンジロールの基本知識

スポンジロールとは

スポンジロールは、吸水・水切り・清掃・クッション・シール用途に使われる発泡ゴムです。
シープロン化成では、用途や使用環境に合わせて、素材・気泡構造・硬度・寸法を設計し、ロールやプレートで対応します。
「吸水性を重視したい」「耐熱性を必要」「屋外で使いたい」など、条件に応じた選定が可能です。

用途・性能の比較表

材料
気泡構造目安
主な強み
向いている用途
苦手・注意点
こんな相談に向く
ウレタンスポンジ
連続・独立気泡
吸水性、クッション性、加工性
清掃、拭き取り、吸水、緩衝
時間とともに経年変化しやすい
水を拭き取りたい、柔らかく当てたい
シリコンスポンジ
独立気泡
耐熱、耐寒、非粘着性、耐水性
粘着性のあるシール部、水切り、清掃、食品機械
コストが上がりやすい。吸水目的には向かないことが多い。
熱がかかる、衛生面を重視したい
PF30
独立気泡
軽量、加工性、撥水性、耐油性
刃受け、クッション、簡易ガスケット
高温で軟化しやすい。
刃受けなど
EPTスポンジ
連続・独立気泡
耐候、耐オゾン、耐久性
屋外、防振
耐油性が低い
屋外で使いたい、耐久性を重視したい
CRスポンジ
連続・独立気泡
難燃性、反発性、機械的強度、接着性
一般機械シール、軽耐油、クッション
強酸・強アルカリに強くない。
難燃性が欲しい

スポンジロールの種類と特徴

ウレタンスポンジロール

軽量・高いクッション性・加工性が特長。一般にエーテル系は加水分解に強く吸水性も高め、エステル系は機械的強度に優れやすいため、清掃ローラ/吸水・緩衝用途などで選定します
※配合や・密度により特性は変化いたします。

シリコンスポンジロール

耐熱・耐候・耐寒・耐オゾン性に優れ、独立気泡で断熱・保温・耐水シール性を確保しやすいのが特長。食品機械まわりや高温部のパッキン/シール、清掃ロールなどに適合します

PF30

軽量性、防湿性、加工性を重視する用途に向いています。クッション材や簡易ガスケット、刃の受けなどの用途で選びやすい素材です。

EPTスポンジロール

屋外耐久や耐候性が必要な用途に向いています。
防水パッキンや長期間使用するシール材で選ばれやすい素材です。

CRスポンジロール

難燃性や張り付けやすさを重視する用途に向いています。
一般機械のシールやクッション、制振用途で使いやすい素材です。
シリコンスポンジ
PF30
EPTスポンジ
CRスポンジ

スポンジロールの選び方

用途別選び方

  • 吸水・拭き取りが目的ですか?
           →連続気泡のウレタン系を検討


  • 水や空気を通したくないですか?
           →独立気泡のシリコン、PF30、EPTなどを検討

  • 高温環境で使いますか?
           →シリコンスポンジを優先

  • 非粘着性能をお求めですか?
           →弊社独自の非粘着シリコンスポンジを検討


  • 屋外や耐候性が必要ですか?
           →EPTスポンジを優先

  • 難燃性が必要ですか?
           →CRスポンジを検討

  • 食品や衛生面の要求がありますか?
           →食品衛生規格に適合する素材を選定

サイズや素材の考慮

  • 寸法:外径・内径・長さ・肉厚、同心度・真円度の許容。

  • 表面:研削の粗さ(Ra)、スリット/溝加工の有無。

  • 清掃方法:薬品/温度/機械拭きの条件を事前共有。
    (※素材・設計は用途・目的に応じて最適提案いたします)

スポンジロールに関するよくある質問

スポンジロールの寿命はどれぐらい?

運転条件で大きく変動します。基準として、


摩耗量(表面荒れ・径減り)、圧縮永久歪(へたり)、弾性低下、割れ
の兆候が出たら交換目安。清掃剤・温度・ワーク材質を踏まえ、材質変更(例:EPT→シリコン)や硬度・密度見直しで寿命延長が図れるケースもあります。まずは使用温度・清掃方法・想定寿命を共有ください。

非粘着性のスポンジはありますか?

A. はい、離形性に特化したSCTスポンジがございます。

SCTスポンジは、離形性に特化したスポンジで、被着体が付きにくい優れた非粘着性能を備えています。
「粘着物が張り付いてしまう」「はがれにくくて困っている」といった用途でご検討いただけます。
使用条件や対象物によって適した仕様が異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
スポンジ製品の選定、試作、仕様相談シープロン化成にお任せ下さい。
図面がない場合でもご相談いただけます。
新製品開発のお手伝い、不具合の改善などが得意です。
TEL:06-6573-2000
電話対応時間:9:00~17:00
電話対応時間外は問い合わせフォームをご利用下さい。
こちらから折り返しご連絡差し上げます。
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