ゴムの硬度について
ゴムの硬さとは
ゴム製品の性能を左右する重要な要素のひとつが「硬さ」です。
同じ材料でも、硬さが変わると次のような点が大きく変化します。
同じ材料でも、硬さが変わると次のような点が大きく変化します。
- 摩耗のしにくさ
- 変形のしやすさ(弾性)
- 衝撃吸収性
- 印字・搬送・シール性
など 硬すぎると「傷つきやすい・相手材を傷つける」、柔らかすぎると「ヘタリやヨレが出る」といった不具合の原因になります。 このページでは、ゴムの硬さの基本から測定方法、用途別の選び方まで分かりやすく解説します。
ゴムロールの基本硬さの単位・規格(JIS・デュロメータなど)
ゴムの硬さは、一般に「デュロメータ硬さ」で表されます。
よく使われる表示は次のようなものです。
よく使われる表示は次のようなものです。
- JIS A(またはショアA)
一般的なゴム製品に最も多く使われる硬さスケールです。
例)硬さ 40°、60°、80° など - JIS D(ショアD)
非常に硬いゴムやプラスチックなど、硬質材料に使用されるスケールです。 - その他のスケール(OOなど)
スポンジ、フォーム材など非常に柔らかい材料向けに用いられる場合があります。
同じ「60°」でも、JIS A と JIS D では基準が異なりますので、
図面や仕様書では「JIS A 60°」のように、スケールを明記することが重要です。
図面や仕様書では「JIS A 60°」のように、スケールを明記することが重要です。
硬さとゴム特性の関係
ゴムの硬さは、以下のような性能と密接に関係しています。
摩耗性
一般に、硬いゴムほど摩耗しにくく、柔らかいゴムは摩耗しやすくなります。弾性・クッション性
柔らかいゴムほどクッション性に優れ、衝撃をよく吸収します。
搬送ローラーや防振材などでは、適度な柔らかさが求められます。接触面圧・密着性
柔らかいゴムは相手面になじみやすく、密着性が高くなります。
逆に硬いゴムは面圧が高く、線接触・点接触になりやすい傾向があります。寸法安定性
硬いゴムは変形量が少ないため、寸法変化が小さく、精度が必要な用途に適しています。
最適な硬さを選ぶには、
「耐久性」「精度」「クッション性」「相手材への影響」など、複数の条件をバランスさせる必要があります。
ゴムの硬さ測定方法
ゴムの硬さ測定には、**デュロメータ(硬度計)**という専用の測定器を使用します。
測定の基本手順(JIS A の場合)
測定面を平滑にし、汚れや油分を取り除く
試料を十分な厚み(通常6mm以上が推奨)で準備する
デュロメータを試料面に垂直に押し当てる
所定時間(例:1秒または3秒)後の値を読み取る
複数箇所を測定し、その平均値を硬さとする
測定時の注意点
試料が薄すぎると、正しい値が得られない場合があります
測定面が曲面の場合、専用治具や別試料が必要になることがあります
温度によって硬さが変化するため、標準温度(例:23℃)での測定が望まれます
※当社では、規格に準拠した測定方法により、安定した硬さ管理を行っています。
お問い合わせ・技術的相談の案内
「どの硬さを選べばよいか分からない」「現在使用中のゴム部品を見直したい」など、ゴムの硬さや材料選定でお困りの際は、ぜひ当社までご相談ください。
- 使用条件(荷重・速度・温度・薬品・使用環境 等)
- 現在ご使用中の使用(硬さ、材質、形状)
発生しているお困りごと(摩擦、スリップ、割れ、へたり 等)
といった情報をお知らせ頂ければ、適正硬度や材質のご提案いたします。
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新製品開発のお手伝い、不具合の改善などが得意です。
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こちらから折り返しご連絡差し上げます。
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