ゴムの寸法精度でお困りの場合
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ゴムの寸法精度でお困りではありませんか?


ISOへの注目度の高さ、環境問題(PRTR法)など、品質、管理体制に対する関心は最近とくに高くなっています。

ゴムも例外ではありません。工業製品ですから、当然、品質(寸法精度)に対するご要望は高いと思います。当社でもお客様からご要望お応えするために独自の精度基準を作成、適用し、お客様からのご好評をいただいてきました。
ただし、ゴムの性質上、熱膨張が大きい、弾性変形により径のばらつきが出る、時間経過により寸法が変化する、金属よりも測定誤差が出やすいなど、金属素材のような高精度を実現するのは難しいと言えます。
また、そこまでの高精度化を求める必要があるのかといった面に関しても検証する必要があるでしょう。

下でゴム素材の一般的な特徴をご紹介しますが、配合によって性質が異なる場合がありますのでご質問、疑問などがございましたらお問い合わせください。

 塗工機などの成膜装置に使用できる精度のゴムローラーが欲しい
 ゴム素材自体の熱膨張率が大きい
 ゴム素材の弾性変形により径のばらつきが出やすい
 時間経過に伴う寸法変化がある
 金属よりも測定誤差が出やすい

課題1:塗工機などの成膜装置に使用できる精度のゴムローラーが欲しい
蒸着、スパッタリング、プラズマ等、さまざまな技術を用いる成膜装置メーカー様向けのゴムローラーも製造しています。

ワーク走行の管理まで性能を求めるため、高精度なものが必要になりますし、成膜装置によりワークの種類や製法の違いなどさまざまであるため、ゴム材質も完全にマッチしているわけではありません。

シープロン化成では成膜装置に適したゴムの開発が可能ですのでまずはご相談ください。

塗工機などの成膜装置向けのゴム材質例はこちらをご覧ください


課題2:ゴム素材自体の熱膨張率が大きい
加工時の発熱によりゴムは必ず膨張・変形します。実際の加工に際しては、これらの傾向を補正するように、加工段取りをすることが不可欠になります。

これを解決するには、この分野のスキル、ノウハウの有無が決め手となりますが、当社はφ8程度の小サイズ径から、φ600を越す大サイズまで多数の加工実績を持っています。


課題3:ゴム素材の弾性変形ににより径のばらつきが出やすい
ゴムローラーにおいてはローラー端部での「跳ね上がり傾」(端面での径太の傾向)が発生しやすいです。

ゴムローラー製品に特有の現象であり、跳ね上がりが起こらないようにする加工面からの工夫、及び起こった場合の補正加工の両面から考えることが必要です。

課題4:時間経過に伴う寸法変化がある
ゴム製品は加硫が終わってからも比較的緩慢に収縮変形が進むもの、あるいはゴム配合物中に揮発性の成分を含むようなものについては、ある程度の寸法の経時変化を避けることができません。

このような製品は加硫終了後に一定時間、ゴムを寝かせて(エージング)から加工、計測することが原則です。あるいは本来の加硫工程が終了してからオーブンなどを用いての後加硫(2次加硫)などの対策が必要になります。


課題5:金属よりも測定誤差が出やすい
寸法精度については、もちろん測定器の持つ特性も影響します。
レーザー方式を除く大半の測定器、すなわちダイヤルゲージ、デジタルノギスなどは接触式であり、しかもゴム素材はわずかな押さえ圧でも歪みやすい特性を持ちますので、若干の個人差、癖による誤差は避けられません。また測定時の、環境温度の影響もあります。

したがいまして、高精度製品の製作に際してはこのような問題を防止するため、使用する測定器についてのお取り決め、及び測定時の環境温度の設定など、お客様とのコミュニケーションが欠かせません。

さらに正確な測定のためにはゴム面が清浄であることが必要になりますが、溶剤拭きによる溶剤の作用でゴムはわずかながら膨張します。したがって、溶剤拭きのあと若干の乾燥時間を設ける気配りも必要となります。


当社では以上のような寸法精度の課題につきましては、精一杯対応いたしますし、これまでの実績、自信もあります。
ただし、単に寸法精度を高精度化すればいいというものでなく、あくまでも必要に応じて高精度化を行うという考え方が必要になります。お客様のご要望をしっかり把握した上で、プロフェッショナルとしてアドバイスいたしますのでご質問、ご相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。
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